化粧品パッケージについての考察

化粧品パッケージについて
買い物の8割が衝動買いといわれています。
お客様が買った商品のうち、2割はお店に入るときに買おうとさえ思っていなかった商品なのです。また、お客様が認識する情報量の8割以上が、視覚情報であるといわれています。
購買シーンにおいて、お客様の意思決定を大きく左右するパッケージの重要性がうかがえます。
パッケージは商品との出会いの場をSMARTに演出し、お客様をSMILEへと導きます。

 

化粧品の購入チャネル
化粧品を購入するチャネルとして、9割がドラッグストアを利用している。次いで利用率が高いのはインターネット通販であり、30代後半以上の年代利用率が特に高い。
化粧品は対面販売のイメージが強かったが、豊富な品ぞろえから自由に
選ぶスタイルへの支持が広がっている。

化粧品購入時に重視するのはブランドより「価格」
ドラッグストアは価格と品揃え、インターネット通販は情報と利便性、百貨店は
ブランドとカウンセリング、化粧品専門店はサンプルやポイントと各チャネルに
評価されるベネフィットは明確に異なる。

参考にするのは売り場スタッフ情報よりネット口コミ
口コミやサンプルによる使用体験。広告イメージや売り場スタッフからの直接的な情報より口コミを重視している。化粧品の使い心地などを評価・比較するインターネットサイトが充実し、ドラッグストアや通信販売の人気につながっている。

化粧品の購入プロセスまとめ

- 購入チャネルは、ドラッグストアとネット通販
- 参考情報は、ネットの口コミとサンプル
- 化粧品購入時にもっとも重視するのは「価格」と「価値」「実益」
- 購入後は使用体験をネットで口コミ
パッケージの視点においては、ドラッグストアでの
店頭陳列を意識したデザイン・設計が必要となる。
購買動機になる価格以上の価値を表現し、
実益を感じさせる。

ブリスターパックやクリアケースからビニール袋に変更するメリット
<環境品質を改善します>
空間効率に優れています
資材在庫のスペースを減らします
輸送時の積載数が増えるため、CO2の削減効果と輸送コストの低減が期待
できます
※ CO2排出量が約5割削減
廃棄時に異素材を分離する手間がありません
廃棄プラスチックの減量化・減容積化につながります
※廃棄プラスチック量が約6割減少 丸めて簡単に捨てられます

<高機能で使いやすい>
開封しやすく、取り出しやすい(バリアフリー)
ディスプレイ方法を選びません
陳列時のフック掛けに対応します
陳列時の自立性に優れます
バリア性の高い素材を選定することで、内容物の保存安定性を助けます

<商品を保護します>
ほこりなどの汚れやこすれ傷から容器を守ります
商品(容器)の改ざん防止に効果的です
熱シールで密封するだけ
パッキングが非常に簡単です

<少しの気遣いです>
直接容器への表示スペースは限られています
大きな表示、多くの表示ができ、商品の特徴をしっかりと表現できます
パッケージの角を落とし、指や他の商品を傷つけません

フィルム素材
スタンダードな透明フィルムからアルミ箔やアルミ蒸着フィルムまで、
選択することができます。
ラミネート加工による複合フィルムとなります。

パッケージサイズ
サイズは貴社がお使いの容器にあわせ設計します。
金型などは不要で全て保有型で対応できます。

グラビア印刷
パールインキ、高輝度なインキ、マット調インキなど
UVプロテクト加工も可能 容器を見せながら紫外線はしっかりとカット