ポリ袋とビニール袋

日常生活で見かけるプラスチックフィルム製の袋、たとえば食品を包装している袋や、買い物袋などは「ポリ袋」です。本来、塩化ビニル樹脂製の袋が「ビニール袋」ですが、現在では、包装材として私たちの身の回りで見かけることはほとんどなく、一般的に「ビニール袋」と呼ばれているものの多くは、ポリエチレンやポリプロピレンでできているので、「ポリ袋」と呼ぶのが正しいのです。日本では塩化ビニル樹脂の方が歴史が古く、そのため、ビニール袋という名称が一般化したようです。