大豆油インキ

従来使用されていた亜麻仁油や桐油、高沸点石油系溶剤の代わりに、大豆油を使用したインキです。アメリカ大豆協会(ASA)が大豆油の使用を奨励し、基準に合ったインキや印刷物にソイシールの表示を認めています。 
 大豆油インキは、枯渇資源の高沸点石油系溶剤が従来品に比べ20?30%削減された環境に優しいインキです。 
  1993年に大豆油インキの提供が始まり、1997年に家電メーカーがASA認定のソイシールを表示し、大豆油インキで印刷したことをアピールしたことで普及が始まりました。現在では、新聞インキ、平版インキの64%が大豆油インキになっています。