ポリビニルアルコールデータ

項目 内容
物質名 ポリビニルアルコール
日本語名 ポリビニルアルコール
PVA
ポバール
英語名 POLYVINYLALCOHOL
POVAL
PVA
示性式 H(CH2CHOH)xH
各種コード番号 CAS番号:9002-89-5
既存化学物質番号:6-682

骨格 直鎖炭素鎖(飽和) 
官能基 ヒドロキシ基 
用 途 合成中間体 合成樹脂 接着剤 界面活性剤 経系糊 
外観的特徴 外観 無色、無定形の粉末

物理的性状 分子量 120000
比重 1.259 ?1.329
溶解度 温水(75℃以上)に可溶
融点(℃) 200

燃焼・爆発特性 燃焼性 熱、炎に曝すと発炎性となる。粉末の状態で炎に曝すとわずかな爆発危険性がある。
引火点(℃) 79
混合危険性 酸化性物質と反応しうる。
混合危険物質名 サンカセイブッシツ サンカザイ 

生化学的性状 濃縮性 無し?低い

分解性 熱分解性 200℃以上で分解する。加熱すると分解して刺激性のガスと煙を発する。

法規制 消防法〔危険物〕 危険物第2類

条例・要綱及び指針 生活環境保全条例?化学物質の適性な管理(第39条) 規制物質
旧神奈川県化学物質環境安全管理指針(参考) 対象物質

急性毒性 対象動物種 投与経路 試験時間 毒性数値種類 毒性数値
ラット 皮下注射 TDL0 2500 mg/kg
ラット 腹腔内注射 TDL0 10 g/kg
ラット 腹腔内注射 TD 3768 mg/kg
ラット 経口 LD50 20000 mg/kg

毒性症状 動物実験により発がん性、催腫瘍性を示す。激しい毒性はない。経口摂取により中程度の毒性を示す。
発ガン性 評価機関 評価内容
IARC発癌性評価 3[発ガン性の評価ができない物質]

管理手法 密封。冷乾燥場所に保管。火災下分解して空気と可燃性・爆発性の混合気体をつくることがある。
取扱い保護具 【皮膚】保護手袋、保護衣、安全シャワー 【吸入】換気または呼吸用保護具 【眼】安全ゴーグル、洗眼器 

参照:JCIADB